一寸先は・・・光!!

日常のプチお役立ちをのんびり書いてます。

はじめてのヘアドネーション!条件は?カラーやパーマはOK?!

ヘアドネーションを知っていますか?

アメリカで始まった髪の毛を寄付するボランティアで、

2009年に日本で活動が始まりました。

最近は芸能人が活動に参加することで

知名度が上がっています。

 

 

寄付された髪の毛は人毛100%の医療用ウイッグとして

小児がんや無毛症、先天性の脱毛症など

様々な理由で髪の毛に悩みを抱える子どもたちに

無償提供されます。

 

カラーやパーマはもちろんOK、

白髪でも昔切った髪の毛でも

寄付することができます。

ただ、極端なダメージがある場合はお断りされることもあります。

男女問わず協力することができますが、

条件がありますのでそれを守ることが大切です。

 

ヘアドネーションの条件って?どうやって寄付するの?

f:id:mhoku:20210604085425j:plain



ウイッグを作るための大切な髪の毛なので

どんなものでもいいというわけではなく

一定の条件があります。

 

【ヘアドネーションの条件】

①切った髪が31センチ以上あること

長さが条件に合っていても、引っ張るとすぐに切れるような

ダメージの多い髪の毛は寄付できません。

また、くせ毛の場合は伸ばして計測します。

ヘアドネーションで提供されるのは医療用フルウイッグです。

頭部全体を覆う全頭用ウイッグなので

31センチ以上でなければ植毛することができません。

 

②完全に乾かしてあること

湿った状態だとカビが発生してしまったり

髪の線維が痛みやすくなります。

 

③切り口をゴムでしっかり束ねること

紐などで縛るとほどけてしまう場合があるので

輪ゴム等でしっかり括ります。

 

④髪の束は同一人物ごとにまとめること

複数の髪の毛を送る場合には全員をまとめず

個人ごとに束ねます。

 

【寄付の方法】

1⃣賛同美容室でカットする

賛同美容室は手順や注意点なども当然把握しています。

ヘアドネーション希望と伝えることで

カットから送付までしてくれるところがほとんどです。

2⃣いつもの美容室でカットして自分で送る

行きつけの美容室が賛同美容室でない場合、

ヘアドネーションに対応していただけるか

事前に確認が必要です。

通常のカットよりも作業工程が増えるので

必ず確認しましょう。

 

3⃣自分でカットして発送する

自分でカットした髪の毛を送ることも可能です。

条件をしっかり確認して発送手配をしましょう

 

ヘアドネーションの年齢制限は?

f:id:mhoku:20210604085510j:plain



ヘアドネーションに年齢制限はありません。

条件を満たしていれば子どもでも大人でも参加できますが

寄付できる長さが31センチ以上となると

ある程度年齢を重ねる必要がありそうですね。

 

もしもお子さんがヘアドネーションに参加する場合は

寄付をする理由や背景などを

しっかり説明してあげると良いでしょう。

子どもにとっても貴重な経験になりそうです。

 

さらに、最近では15センチの髪の毛を寄付できるところもあります。

31センチ以上でなければフルウイッグは作れないので

15センチの髪の毛の場合は好きな帽子と組み合わせて使用できる

「インナーキャップウイッグ」の素材となります。

15センチの場合はショートヘアのウイッグ、

25センチ~31センチ未満の場合は

ミディアムヘアのウイッグになります。

31センチに満たなくても協力ができますね!

 

ヘアドネーションの受付をしている団体はいくつかあり、

団体によって条件が少し変わる場合があります。

 

協力したい!と思ったら

自分の条件に合った団体を探してみましょう。

 

まとめ

f:id:mhoku:20210604085737j:plain

今までカットして破棄するだけだった髪の毛。

もしかしたら誰かの助けになれるかもしれません。

ヘアドネーションは難しいものではありません。

短く切ってみる時などに、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

病気と闘って髪の毛に悩みを抱える子が

ひとりでも多く笑顔になりますように。