宅配ドライバーはきつい？いえいえとてもやりがいがあるんです！
「宅配ドライバー」と聞くと、まず「キツそう…」「自分には
できないな」と思いませんか？
汗を流しながら小走りしている宅配ドライバーの方をはたから
見ていると、本当にきつそうだと感じます。
今回の記事では、宅配ドライバーの仕事内容についてまとめてみました。
宅配ドライバーの形態
宅配ドライバーには、主に2つの形態があります。「社員」と「委託の宅配ドライバー」の2つです。
一般的によく見かけるのは、社員の宅配ドライバーです。運送会社に
所属し、給料をもらって働いています。社員として働いているので、
労働時間も管理されていて、毎月給料が支払われます。安定して
働けるのが強みです。
2つ目は、委託の宅配ドライバーです。委託ドライバーとは、
運送会社から依頼を受けて配達をする宅配ドライバーです。
簡単に言えば、フリーランスの宅配ドライバーということになり、
完全に歩合制になります。
自分のペースで働くことができ、働いた分だけ稼げます。
宅配ドライバーはきつい？
宅配の需要が高まっている昨今、宅配ドライバーは稼ぎやすいです。
その分仕事はハードなため、離職率は高めです。
宅配ドライバーは荷物を配送するだけでなく、荷物の引き取りも行います。
1日に決められた配達量をこなしながら、再配達もしなくてはなりません。
再配達の件数が多くなると、残業も増えてしまいます。
「宅配ドライバーはきつい」と思うポイントを、以下にまとめました。
・体力的にきつい
宅配ドライバーで「辞めたい」と思う理由で最も多いのが、体力が
ついていかないことです。
比較的軽い荷物も多いですが、車の運転をし続けなければならず、
また数をこなさないといけないため、慣れるまでは特に体力的に
きついと感じるようです。
配達先がエレベーターのないマンションやアパートだった場合は、
さらに体力が消耗してしまいます。
その上、荷物が時間指定されていると、時間内に届けないと
いけないので、スピードも求められます。
・天候に影響を受ける
宅配ドライバーは、大雨や台風、雪、猛暑など、天候の影響を
受けやすいのも難点です。
路面の状況のよって渋滞が発生したり、配達経路が通行できなく
なったりして、配送時間が余分にかかったりしてしまう場合もあります。
荷物の積み下ろしも普段通りにいかないこともあるので、それを
考慮した上で時間配分をする必要があります。
・委託の宅配ドライバーは自己責任
委託の宅配ドライバーは、万が一の場合は自己責任になってしまいます。
事故の責任も自分で対処する必要があります。社会保障費や
ガソリン代も自己負担です。
宅配ドライバーのおすすめポイント
・宅配ドライバーは需要が高い
宅配ドライバーは、基本的には普通免許を持っていれば仕事が
できるため、未経験でも仕事が始めやすいです。宅配業界は
人手不足と言われているので、今後も需要が増えていく傾向です。
・体力が付き、経験も積める
宅配の仕事は体力が必要ですが、仕事をこなすほど、体力が
付いてきます。
経験を積めば積むほど、効率が上がり、努力次第で給料を
上げることができます。
・道に詳しくなる
宅配ドライバーは仕事で色々な場所へ移動するため、道に
詳しくなります。自分の住んでいる地域以外に道にも詳しくなり、
渋滞しやすい道や、一方通行を避ける方法など、自然に知識や
技術が身に付きます。
プライベートで車移動する場合にも役立ちます。
・運転スキルが向上する
宅配ドライバーの業務の大部分が車の運転であるため、自然と
運転技術が向上します。子供が多い地域や死角になりやすい
場所などを意識して運転するため安全確認が習慣化されます。
・面倒な人付き合いが少ない
宅配ドライバーは、基本的に一人で業務を行うため、職場での
人間関係に悩むことが少ない、というメリットがあります。
宅配ドライバーは同僚より住民との関わりが多いので、住民との
コミュニケーションが苦でなければ、効率よく楽しんで働けそうです。
まとめ
宅配ドライバーはとてもハードな仕事ではありますが、
ひたすら荷物を運ぶのがメインなので、余計なことは考えず
作業ができるのが魅力です。
体力に自信があって、稼ぎたいと思う方におすすめの職業です。
運転スキルを身に付けておけば、公私ともに役立ちますよ！
