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ベランダとバルコニー、テラスは実は全く違う!?正しい違いを知っておこう

ある若い奥さまが、アフタヌーンティーのお誘いを受け、友人宅を訪問。そして、案内されたのは『バルコニー』でした。私は思わず「すてきなベランダですね」と言ってしまいハッとしました。

 

 

こんな経験をしたことがありませんか。

 

建築の仕事に関わっている人はすぐに答えられますが、一般の人では、すぐに見分けられる人は少ないとおもいます。

では、ベランダとバルコニーってどこが違うのでしょう。

 

実は、建築用語の定義があり分けられていて、ベランダとバルコニー、そしてテラスは別々の物です。

 

ここでは、ベランダとバルコニーそしてテラスの違いと、その使い分けなどを紹介していきます。

 

知っておくと役に立つ、戸建てやマンションの購入を考えている方にも、選択肢が広がります。

 

ベランダ・バルコニー・テラスの違いとは

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一言でいうと、利用目的は一緒でも、ベランダやバルコニー、そしてテラスの違いは、屋根や手すりの有無、そして、1階の突き出しているスペースで分けられています。

 

これらは、建築用語の定義で分けられ、このような呼び方になりました。

 

【定義と特徴をまとめてみました】

定 義

特 徴

ベランダ

2階以上で建物の外に張り出して屋根がある

バルコニー

2階以上の建物の室外に張り出し屋根がない

テラス

1階の建物の外に突き出した場所

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このように、建築用語で分けられていますが、利用目的に大きな違いはありません。家族でBBQ(バーベキュー)を楽しんだり、洗濯ものを干したり、家庭菜園など、楽しみ方はいろいろです。

 

それでは、それぞれの定義(呼び方)を詳しく紹介していきます。

 

ベランダの定義

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2階以上にあり、建物より外に張り出している場所で、雨や風をしのげる程度の、屋根のある場所をいいます。家の形状にもよりますが、雨の日でも洗濯ものを干すことができます。

 

ベランダ、バルコニー、テラスとありますが、建築の定義で、屋根が必要なことから、3つの中では、一番高級な場所でもあります。

 

屋根があることで、日影もでき、家庭菜園(プランター栽培)など。多くの方が利用しています。

 

バルコニーの定義

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2階以上にあり、建物より外に張り出している屋根のない場所をいいます。ベランダとの違いは屋根の有無だけです。

とても解放感のある場所で、日光浴などに利用する人が多いです。

 

同じバルコニーでも『ルーフバルコニー』があります。これは、下の階の屋根『Roof(ルーフ)』を利用したもので、通常のバルコニーより広いケースも多くあり、とても解放感のあるスペースです。

 

マンションのベランダやバルコニーは⁉

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定義は同じですが、条件の一つに、歩行ができる広さがあることで、マンションやアパートも、避難時に使用できる共有部分です。

 

避難するときのはしごの開閉部分や隣との境にある『蹴破り戸』の周辺に、避難を妨げる物を置いてはいけないルールがあります。

 

リフォームも勝手にはできません。もしもの時のためにも、マンションを購入する場合、管理規定を確認して、使い方に注意しましょう。

 

テラスの定義

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建物の1階の外側に突き出し造られた床で、コンクリートやタイルを敷いたスペースをいいます。テラスは、土を盛り上げ平らにして作る、フランス語の盛り土を意味します。

 

テラスの特徴には、屋根はなく、リビングやダイニングと連携した掃(は)き出し窓などから外につながっている場合が多いです。

 

レストランやカフェなどでイメージすると、分かりやすいですね。

 

ベランダ・バルコニー・テラス、日常の生活スタイルでの違い

 

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【ベランダ】

 

屋根があることが利点で、多少の雨が降っても洗濯ものが干せます。また、家庭菜園(プランター栽培)や少し広めのベランダだと、人工芝を引き子供の遊び場や、大人の遊びゴルフでパターの練習などできます。

 

BBQ(バーベキュー)など、一番楽しまれている家族のスペースです

 

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【バルコニー】

 

屋根がないのが特徴で解放的ですが、雨が降ってくると使えないのがちょっぴり惜しいですね。天気のいい日は、夫が妻に「お~い お茶にしよう」と声をかける姿が思い浮かびます

 

【テラス】

 

テラスは、リビングやダイニングと連携するように造られていることが多く、パラソルや少し大きいサイズのテーブルと椅子も置け、家族や友人たちとBBQ(バーベキュー)も楽しめます。

 

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朝食やランチも、カフェスタイルの『アフタヌーンティー』など、家族で楽しむ憩いの場所です。外での解放感を味わえる最高の場所です。

 

まとめ

 ベランダ・バルコニー・テラスは屋根や手すりの有無で分けられます。それは、建築用語の定義が関係しているからです。

 

  • ベランダは、2階以上にあり、建物の外に張り出した屋根のある場所で、多少の雨なら、洗濯ものを干すことが出来る。
  • バルコニーは、2階以上にあり、建物より外に張り出している屋根のない場所。
  • テラスは、建物の1階の外側に突き出した場所。
  • マンションなどのベランダとバルコニーは共有部分。

 

ベランダ、バルコニー、テラスの使い方に、大きく変わることはないです。それぞれに合った使い方をして、家族との生活を楽しむ場所です。

 

今後、戸建てやマンションの購入を考えている方は、自分たちの生活様式にあった家を検討されると良いでしょう。

 

子供たちがいるご家庭には、ベランダやバルコニーの手すりや壁を高くして、子供たちが誤って、落下しないようにしましょう。

 

今回の『ベランダ・バルコニー・テラス』の違いをご紹介させていただきましたが、お役に立てたでしょうか。

 

せひ、皆さんが思う、理想とする生活スタイルを見つけてください。