夫婦で同じ職場はデメリット!?気を付けるべき周囲への気遣いと注意点
男女の出会うチャンスが多いのは職場関係です。そして社内恋愛から発展し結婚にいたるカップルがいることは、決して珍しいことではありません。
結婚後も同じ職場に残り、お互い同僚として接しているつもりが、上司や同僚の目が気になり、うまく付き合っていけるか、不安を抱えているのではないでしょうか。
自分たちはもちろん、周りの同僚や上司とうまく付き合っていくため、職場での気遣いや注意すべき点をまとめてみましたので、参考にしてください。
夫婦で同じ職場は周囲が気を使う!
夫婦で同じ職場で働くということは、お互い気を使うのはやむを得ないことです。同僚の前で私語やベタベタする行為では、周りに対しての気遣いが足らないということです。
2人だけの世界にならないよう注意して、職場では意識的に距離を取り、あくまで同僚という気持ちで接することが大切です。
仕事上のミスで、妻がいる前で上司や同僚から指摘を受ける、また、指摘する側も強く言えないなど、周囲も必要以上に気を使っていてくれています。
夫婦げんかをしてどうしても職場に持ち込んでしまう。職場の二人の態度で、すぐに気がつく同僚が、気を使って接してくれているのが伝わり、仕事もやりづらいです。
自分たちが思っている以上に、周りは気を使っていないように見せくれているのかもしれませんが、実はものすごく気を使って接してくれています。
これが、夫婦が同じ職場で働く『デメリット』といえますね。
でも辞められない!夫婦が同じ職場で働く場合に注意するべきこと
同じ職場で働くことは、自分たちが、周りに気を使うのは分かっていることですが、生活をするために、いろんな問題を抱えているカップルも多く、辞められない事情もあります。
では、どのような場面で気を使い注意するべきかを男女別に意見をまとめてみましたので紹介します。
【夫の意見】
- 仕事のことで話しているだけでもイチャイチャしていると誤解されたり、エコヒーキしていると思われたりする。
上司や同僚に誤解されないよう、職場ではお互いが同僚だと意識し妻と接し、距離を置くことで、妻にたいしてのエコひいきと思われないように気をつけた。
- 仕事面で妻と自分が比較されるのが精神的につらい。
仕事上では私も妻も言うべきことはしっかり伝え、同じ立場を心がけ、上司や同僚との付き合い方に気をつけていたが、仕事面でお互い比較される時は、精神的につらい。
- 仕事のストレスを家で発散できない
職場で嫌なことがあっても、家で愚痴を聞いてもらうのは、同じストレスをためている妻です。家に帰ったら仕事の話はしないルールをきめているので、お互い発散する場所がない。
【妻の意見】
- 自分たちが同僚の気持ちでいたつもりが、周囲には気を遣わせていたと思う。
上司も私の前では、ミスした夫を強く叱ることはなく気遣ってくれていたと感じています。そういったことがあるので、なるべく夫との会話をしないように、職場では距離を置いています。
- 夫の失敗など、上司に呼び出されて知らなくてもいい事を耳にしてしまう。
夫の仕事でのミスを知ってしまったり、女子ロッカーで夫の陰口を聞いてしまったり、本人に直接伝えればいい言いにくい伝言を頼まれることがあり、知りたくもない事を知ってしまいつらい。
- 異動シーズンに上司から子供の予定を聞かれ、周りからも、子供はまだかと必要以上に聞かれる。
同じ職場だからこそ、異動シーズンが来ると上司から子供の予定を聞かれ、周りから『子供作らないの』など聞かれ、めんどうなので『授かりものですから』と答えてしまう。
【夫婦の共通意見】
- 職場では良い夫・妻を演じることが疲れる。
仕事を頑張っている夫、職場でも夫を支える妻、家では自由なのに、そんな夫婦を演じるのはとても疲れます。
- プライベートで喧嘩(けんか)したとき職場まで引きずり仕事がやりづらく、周囲の気遣いが伝わってくる。
家で喧嘩をしたまま職場まで引きずってしまった時、自分たちの態度で、二人の感情を察してくれる同僚まで、気を使わせてしまい、とても仕事がやりにくかった。
このように、意見を聞くと本人たちも職場で話すときや、仕事上の打ち合わせにも気を使っているのが良く分かります。
まとめ
夫婦で同じ職場で働くというのは、自分たちは、気を使ってているのだと思っているいじょうに、上司や周りの同僚も、自分たちいじょうに、気を使ってくれているのだと理解しましょう。
同じ職場はデメリットばかりではありません。メリットもたくさんあります。
例えば、大好きな人と毎日一緒にいられ楽しい、通勤で満員電車に揺られても、二人で帰れば楽しく苦にならないことや、お互いの仕事の苦労がわかるのでお思いやり助け合うことが出来ます。
何と言っても、お互いが浮気しないか監視できますよ。
夫婦が職場でうまくやっていくには、お互いの努力が必要です。上司や同僚も応援してくれています。気持ちよく働ける職場にしてください。