離乳食に全卵をあげるのはいつからが良い?あげるときの注意点をご紹介!
離乳食に卵を使いたいと思ったとき、いつからあげて良いのかって気になります
よね。
卵を食べたらアレルギーが出る可能性もあると聞くと、初めてあげる時は特に
ドキドキですよね。
でも、いつどのタイミングで上げるのが良いのか、コツを知っていると意外と
大丈夫ですよ。
卵をどのように使っていくのが良いのかなど、注意点やポイントなどをご紹介
いたします。
全卵をあげるときいつから?どのようなことに注意したら良い?
赤ちゃんに卵を与える時は、その月齢に応じて考えていかなくてはいけないの
ですが、離乳食であげる時は、必ず火を通すことが前提になってきます。
卵は加熱すればするほど、アレルギーの原因になる物質が少なくなると言われて
います。
だから、しっかり火を通してあげてくださいね。
ただし、卵白のタンパク質のところは加熱してもアレルギー物質を取り除く
ことができないので注意しましょう。
離乳食の初期は、固くゆでた卵黄のみ与えることができます。全卵として使える
のは、離乳食の中期になってからがベストです。ちょうど生後7ヶ月から8ヶ月
ごろです。
全卵(卵白と卵黄の両方)の1/3個分を与えることができるようになります。
ただし、しっかり火を通して固く茹でたものに限ります。
少しづつ様子を見ながらあげてくださいね。
初めて卵をあげる時は、赤ちゃんの体調が良い時にしましょう。
そして、いつも食べ慣れたものと一緒に食べさせるようにしてくださいね。
そうすると、アレルギーが出たときも、卵だということがわかりやすいです。
何か問題が起きた時、すぐに病院にも行けるように平日の午前中とかに試す
のが良いですよ。
卵を食べてから15分以内に、蕁麻疹や嘔吐、咳などなんらかの症状が出始め
たら、それは卵にアレルギーがあるということになるので、気をつけてください。
あまり、症状がひどい時は、すぐに病院に行きましょう。食べてから、1時間
から2時間以内に症状が出る場合もあります。
食べさせるときは、いっぺんにたくさんあげるのではなくて、少しづつ様子を
見ながらあげるようにしましょう。
離乳食で全卵を使うとき、ゆで卵を冷凍しても良い?
離乳食って食べる量がちょっとなので毎回余ってしまいますよね。
残ったものを毎回大人が食べるのも良いですが、ママも毎回作るのが大変。
そんな時、便利なのが冷凍なのです。
離乳食で使う卵はできるだけ新鮮なものを買ってきて使うようにしてあげて
くださいね。
ゆで卵を冷凍しておくことができるので、その方法をお伝えしますね。
しっかり固く茹でた卵を、白身と黄身の部分に分けます。黄身を潰して
1回分に使う分量に小分けにしてラップで包み、密封容器に入れて冷凍
しましょう。
白身の部分は残念ながら冷凍できません。
冷凍すると、ゴムみたいに固くなってしまうので、美味しくなくなってしまう
のです。
全卵を使って、例えば、炒り卵や薄焼き卵などを食べられるようになって
きたら、それを冷凍しておくと便利ですよ。
炒り卵や、薄焼き卵にしたら、白身も黄身も気にしないでそのまま冷凍すること
ができるので作り置きしておくと良いですよ。
ただし、1週間以内に使い切るようにしてくださいね。
解凍したものは再冷凍することができません。
そこも注意しましょう。
離乳食のゆで卵を使ったおすすめレシピは?
ゆで卵を使ったおすすめのレシピをご紹介します。
ゆで卵を使った親子丼(離乳食中期から後期)
材料: 5倍がゆ1食分、ゆで卵1個、鳥ささみの茹でたもの10g、玉ねぎ5g、
だし汁大さじ2から3、お醤油少々(必要な場合)、水溶き片栗粉小さじ1から2
作り方
- 固く茹でた卵を黄身と白身に分けておく。
- 玉ねぎとささみはそれぞれ茹でて細かくしておく
- お鍋に1の黄身と2の材料とだし汁を入れて弱火にかけて混ぜます。
- 水溶き片栗粉でとろみをつけます。
- おかゆの上に白身を細かくしたものを乗せその上にとろみをつけたものをかけたら出来上がり。
とても簡単にできて栄養も満点です。
お醤油を入れたほうが良さそうな時は、ちょっと隠し味に入れても大丈夫ですよ。
色も綺麗でパクパク食べてくれること間違いなしです。
あらかじめ冷凍で、ささみや、卵のきみを作っておけば、もっと素早く調理する
ことができて時間も短縮できますよ。
まとめ
離乳食で全卵を使うのはいつからが良いのかなどについてお伝えしました。
白身と黄身全て使うのは、離乳食の中期以降からがベストです。
しっかり固茹でしたものや火を通したものをあげるようにしましょう。
卵は加熱するとアレルギー物質が減ります。ただし、白身の部分は変わらない
ので、初めて卵をあげる時は、まず黄身からにすると良いですよ。
徐々に慣れてきたら、白身も与えて最終的には全卵全て食べられるようになります。
お子さんの様子をしっかり観察しながらあげるようにしてくださいね。
ちょっとでも変だとか、湿疹が出てきてしまったりしたら、与えるのをやめて
様子をみましょう。
病院が開いている平日に試すのが安心です。
栄養のある卵。上手に利用してあげてみてくださいね。