幼児期の子育てに親の助けは必要?!メリットとデメリット!
結婚を機に実家を離れて県外に引っ越した方、すでに親が他界していて
頼れないという方など、それぞれの家庭の事情で親の手助けがなく子育てを
しなければならない人も多いのではないでしょうか。
初めての子育てって不安ですね。
何もかもが初めてでわからないことだらけですから戸惑うことが多い
のも無理ありません。
私の友人も妊娠中、赤ちゃんの誕生が楽しみな反面、自分に子育てが
できるだろうかと、とても不安な気持ちでいっぱいでした。
今回は、両親に頼れず子育てをしていくという方のために、
「子育てに親の助けは必要なのか?!」
お話ししたいと思います。
親の助けに頼ることのメリットとデメリット
まずここでは、子育て中に親の助けに頼ることのメリットとデメリットを
挙げたいと思います。
<メリット>
- 子育てで分からないことがあった時、相談することができる
初めての子育ては、とにかくわからないことの連続です。
育児本を読んで勉強するのもいいですが、やはり経験者に相談するのが
一番でしょう。そんな時、一番相談しやすいのが両親です。
- 子供を預けることができる
これは一番のメリットではないでしょうか。
自分が体調を壊したとき、大切な幼児がある時、子供が熱を出して
しまったが自分がどうしても仕事を休めない時等々…
子育てにおいて、子供を預かってほしいシーンというのは意外と多いものです。
そんないざという時、両親に子供を預けられる環境はとてもありがたい
ものです。
- 経済的に楽できる
親からの経済的支援があれば、家計はとても助かるでしょう。
更に、子供を両親預けることができれば、一時保育などの民間サービスを
利用しなくて済むので、とても経済的です。
とくに子供が小さいうちは、一時保育代などもとても高いので、それが
無料となると、これは金銭的にかなりありがたいことになります。
- 家事においても助けてもらえる
子育て中は、家事を両立するのもとても大変です。
そんな時、両親に代わりに家事をしてもらえたらとても助かりますよね。
子育てで手一杯の中、両親が代わりに食事を作ってくれるなどのサポートを
してくれるのはとてもありがたいはずです。
<デメリット>
- 親からの口出しが多くなる
両親が近くに住んでいて、子供を頻繁に預けたりしていると、子育てへの
口出しをされることも多くなるでしょう。
子育てにおける考え方が、自分たちと両親とで違うともめる原因になる
ことも多いでしょう。
- 子供がわがままになる可能性も…
祖父母というのは、孫がとてもかわいいものです。
ついつい甘やかしてしまうということも多いはず…
必要以上におやつを与えたり、おもちゃを買い与えたり…
個人差はもちろんありますが、祖父母が孫を甘やかすばかり、わがままな
子供に育ってしまうということもあるようです。
- 両親との関係が悪化してしまうことも…
子育て中、親の助けばかりを借りていると、お互い遠慮が無くなっていき、
関係が悪化してしまうこともあるでしょう。
とくに、義両親の場合は、関係がギクシャクしがちですので、注意が必要
です。
親の助けはありがたいが、頼りすぎは危険!!
親の助けに頼ることのメリットとデメリットを見てもわかるように、子育てに
親の助けは必ずしも必要とはいえません。
もちろん、親の助けはとてもありがたいものです。
親の助けがあれば、子育ては随分楽になるでしょう。
しかし、調子に乗って親の助けばかりを当てにしていると、両親との関係が
悪い方向に進んでしまうことが多いようです。
やはり、あまり関係が近くなりすぎると、衝突も多くなってしまうんですよね。
自分たちも両親も子供(孫)を想う気持ちは同じなのに、すれ違いが生じて
いくと、関係修復が難しいくらいもめてしまうこともあります。
とくに子育てというのは、非常に精神力、体力を消費するものですから、
あまりに頼りすぎていると、両親にも少なからず不満が出てくるでしょう。
両親との関係を良好に保つためにも、感謝の気持ちと遠慮の気持ちは忘れては
いけません。
いくら実の親だからと言って、度を超えた甘えは、関係を悪化させてしまうのです。
それが義理の両親だったら、なおのことです。
ですから、子育てにおいて親の助けがあるのはありがたいが、頼りすぎには十分
注意が必要と言えるでしょう。
まとめ
今回は、子育てに親の助けは必要かついて書かせていただきました。
親の助けを借りず、子育てをするのはとても不安だと思います。
でも世の中には、子育てを支援してくれるサービスがとても増えてきました。
親の助けがなくても、それ以外のサービスを上手に利用しながら子育てをして
いくことはできますので、心配はいりません。
逆に、親の助けを借りれるという方は、とてもありがたいことですが、調子に
乗って甘えすぎないことをおすすめします。
適度な距離を保ちつつ、助けを借りた時は、心から感謝する気持ちを忘れない
ようにしましょう。