一寸先は・・・光!!

日常のプチお役立ちをのんびり書いてます。

産後子育てで手首が痛い!それ腱鞘炎かも?!原因と対処法をご紹介!

産後に育児をしていると、手首がいたいと感じたことはありませんか?

子供を抱っこしようとして、手首がズキッと傷む…その痛み、

もしかしたら腱鞘炎かもしれません。

 育児中のママは、腱鞘炎に悩んでいる人が非常に多いようです。

今回は、そんな手首の痛みにお悩みの方のために、腱鞘炎の原因と

自宅でできる対策をご紹介したいと思います。

 

 

手首の痛み、腱鞘炎の原因とは?!

f:id:mhoku:20210127153109j:plain

産後のママはなぜ、腱鞘炎になりやすいのでしょうか。

その原因について見ていきたいと思います。

  • 長時間の抱っこ、頻繁な授乳

新生児は、個人差ありますが2~3時間置きに授乳が必要です。

そのたびにママは一日中赤ちゃんを抱き上げたり降ろしたりします。

時には、長時間抱っこすることもありますよね。

また、首が座っていない赤ちゃんの抱っこは、手のひらを広げて

赤ちゃんの頭を支える必要があるため、手首や指に想像以上の負担が

かかっています。

こんな動作を毎日毎日繰り返すことで、手首を酷使してしまい腱鞘炎を

引き起こしてしまうのです。

赤ちゃんが成長していくと、1歳くらいでは10㎏くらいの重さになりますが、

長時間の抱っこは手首にかなりの負担がかかります。

  • 産後のホルモンバランスが影響

産後のホルモンバランスの変化も、腱鞘炎に影響しています。

産後は女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少しています。

このエストロゲンには、炎症を抑える作用があるといわれており、

産後のママは腱鞘炎を起こしやすい状態になっているのです。

 

腱鞘炎になってしまったら?!自宅でできる対処法をご紹介!!

f:id:mhoku:20210127153453j:plain

実際腱鞘炎になってしまったらどうしたらいいのか、自宅で簡単にできる

対処法をいくつかご紹介したいと思います。

  • 授乳まくら、サポートクッションを活用する

とにかく、手首や指の負担を軽減することが大切です。

授乳枕を使うときは、肘が枕から浮いていると手首に負担がかかるので

膝と枕の間にタオルなどをはさんで、手首の負担をより軽くするとなお

よいでしょう。

  • 湿布などで冷やす

腱鞘炎は、関節が炎症を起こしている状態です。

冷やすことで痛みが和らぐので、まずは冷やすことをおすすめします。

もし保冷材などで冷やす場合は、凍傷にならないようタオル等に

つつんで行うようにしてください。

また、ズキズキする痛みの時は、湿布などで冷やすといいでしょう。

ただし、授乳中は、注意が必要です。

市販のものではなく、病院で処方された湿布を使うようにしましょう。

  • テーピング、サポーターで固定する

痛みが出てきたら、早めに、テーピングやサポーターを付けて固定する

ようにしましょう。

重症化することを防ぐことができるでしょう。

親指の第一関節から手首までを縦にテーピングし、次に手首と第一関節周辺を

巻いて固定するようにしましょう。

テーピングで固定しても痛むという場合は、決して無理をせず、抱っこを

辞めて家族にサポートしてもらいましょう。

  • 簡単なストレッチを行う

長時間抱っこするのを控え、休憩をとりながらその間にストレッチを

することで、腱鞘炎を和らげることができます。

指のストレッチは、指を手の甲の方向へ、一本ずつそらしていきます。

それを2~3セット行いましょう。

手首のストレッチは、机の上に手を置いて、手首から指先までを、

手を立てるイメージで机から離します。

人差し指から小指までを、もう片方の手で掴んで10秒ほど反らしましょう。

どこでも簡単に行えるストレッチですので、少し手が疲れたかな、最近手首が

痛むなと感じた時は、ぜひ試してみてください。

 

まとめ

今回は、子育て中に手首を痛めてしまう原因と対策について書かせて

いただきました。

子育て中のママは、わが子のためにとついつい頑張りすぎてしまう傾向

にあります。

赤ちゃんが泣きだしたらすぐに抱っこして、長時間だっこしたまま…

そんな経験がある人がほとんどではないでしょうか。

しかし、頑張りすぎていると、体を壊してしまいます。

抱っこしすぎて腱鞘炎になってしまったら、今度はまったく抱っこ

できなくなってしまいます…。

がんばっていたつもりが、そんな結果になってしまったら、赤ちゃんも

かわいそうですよね。

育児中は、授乳、抱っこ、沐浴の際など、非常に多くの場面で、

知らず知らずのうちに手首に大変な負担をかけています。

日頃から、自分の体もいたわってあげるようにしましょう。

ちょっと手首が痛いなと感じたら、決して無理しないでください。

重症化する前に、しっかり手首を休ませてあげましょう。

家族のサポートを受けながら、無理をしない子育てを心がけて下さいね。

簡単にできるストレッチなどもご紹介しましたので、休憩の合間に

取り入れてみてください。

笑顔で子育てできるように、日ごろから気を付けていきましょう。