初めての一人暮らし! 部屋選びにかかる初期費用とは!?
そろそろ春を迎え、多くの方が新生活を迎えられるのではないでしょうか。
家具・家電に目星をつけるにあたって、重要なのは部屋選びになります。
十分な間取りがなければ、使いたい家具も家電も置けない!ということに
なるからです。
部屋の間取りはよくよく気にしますが、部屋選びにかかってくる費用を皆さんは
把握されてますでしょうか?
これら費用はやや複雑で、「敷金・礼金」、「前家賃」など、意外とお金が
かかってしまいます。初めての一人暮らしを予定されている方は不安に思う
かもしれません。
この記事では、部屋を選ぶ際に最初にかかってくる費用について、その点を
踏まえた部屋選びについて、一人暮らし歴の長い筆者の経験に基づいて
紹介します!
初めての一人暮らし、部屋選びにかかる費用は?
部屋選びをインターネットでなんとなくしたことのある「敷金・礼金」や
「前家賃」というのはそれぞれ何にかかる費用なのでしょうか。
まず、部屋選びにかかってくる費用について解説します!
① 敷金
部屋を借りると、月に〇円という形で家賃を支払います。
この家を借りている期間の中で家賃の滞納があった場合、この敷金から
支払われることになります。いわゆる「預け金」ということになります。
その他の用途として、あなたが家を退居する際に部屋の修理費に使われます。
なので、家賃の滞納もなく、家を綺麗に使っていたので、修理費もかからない
状況であれば、敷金は返却される可能性があります!
② 礼金
礼金は字のとおり、大家さんに対する謝礼として支払う費用となります。
こちらは敷金と違って、返却されない費用となっています。
③ 仲介手数料
意外と忘れがちなのは、この「仲介手数料」です。皆さん物件は自分で探して
いるわけではないですよね?どのサイトも様々な“不動産会社”が運用している
のが分かります。
この仲介手数料は“不動産会社”が部屋を紹介してくれたことに対して支払う費用と
いうことになります。
不動産会社はこの手数料をもらうことで生計を立てていることになります。
④ 前家賃
これは借りようとした月のその次の家賃を前倒しにして支払う費用となります。
この他にも、月の途中(例えば、3月11日)から部屋を借りる場合には、
3月31日までの20日分の「日割り家賃」を支払うことがほとんどです。
⑤ 火災保険
契約の際に火災保険の加入を義務づける物件が多いです。
ここまで費用について説明してきましたが、実際にどの程度かかるのか?家賃の
何か月分かかるのかを以下にまとめました。
- 敷金 :1~2か月分
- 礼金 :0~2か月分
- 仲介手数料 :1か月分
- 前家賃(+日割り家賃) :1か月分+α
- 火災保険 :2万円程度
一人暮らしの部屋選びで見落としがちな注意点とは⁉
それでは上記を踏まえて、どのような点に注意、対策すればよいでしょうか。
まず1つ目の対策は「敷金・礼金」のかからない物件を探すことです。
これは物件サイトをよくよく見ていただきたいのですが、敷金と礼金は必ず
記載があり、初期費用の多くはこの2つに該当します。
意外と家賃が安い~といって話を聞いてみると、敷金と礼金が2か月分ずつ
かかり、初期費用が膨らんでしまう…ということもあります。
社会人の方の中でも、家賃に対する補助はあるが、引っ越し費用は会社負担
ではないパターンもあります。
その際には、上記の点に注意してみてはいかがでしょうか。
2つ目の対策はそもそも「家賃の安い物件」を探すことです。
先ほどのまとめでわかるように、敷金・礼金、前家賃などは家賃をもとに算出
される初期費用となります。
家賃×〇か月分=初期費用の計算なので、元の数字を低くしてしまえば、最初に
かかる費用は大きく抑えることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
以上をまとめますと、
準備が必要な初期費用
- 敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険など
初期費用を抑える対策
- 敷金・礼金がゼロの物件を検索!
- 家賃を低く設定
となります。
ここでは詳しく紹介できませんでしたが、引っ越しにかかる運送費などもこの他
に入ってきます。
加えて、家具・家電を揃えるとなると、費用面で苦慮することがあるかと思います
ので、まずは部屋選びにかける費用を抑えてみてはいかがでしょうか。