賃貸マンションの壁紙にカビが…!?高額な費用を取られる前にするべき事
気づいたら壁紙にカビが！
こんな悲しい経験ありますか？
賃貸マンションに住んでいる方にとって、壁にできたカビを見るととても
落ち込みますよね。
また、無理をして高い賃貸マンションにしたから、退去時に高額な費用を
請求されるかもと不安になる場合もあるでしょう。
湿度を気にしていなかったのが原因なのはわかるけど、まずはこのカビを
取り除きたい！と考えますよね。
今回は壁にできたカビを取り除くための方法をご紹介していきます。
マンションの壁は一度カビが生えたらもう元には戻らない!?壁紙を張り替えずに綺麗にするには？
結論、カビができた壁が元どおりに戻るかどうかは、カビの浸食具合によります。
表面だけにカビが繁殖しているのであれば、カビを取り除くことは可能ですが、
壁の内部にまで浸食している場合は完全に取り除くことは難しいです。
内部まで大きく浸食している場合は自力で取り除くことが難しいだけでなく、
無理に取ろうとすると壁の劣化を促進させる場合があります。
壁の劣化を促進させると結果的に、カビを取り除こうとする前より大きな面積の
壁の修理費用を請求させる場合もあります。
ただ、カビはすぐにできるものではないので、たまたま前の住居人の時に
目に見える場所に現れなかっただけで、内部では浸食が大きく進んでいた場合も
あります。
その場合は早めに大家さんや管理会社に相談することで保険を利用した適切な
対応をしてくれる場合もあります。
私の場合はカビではありませんでしたが、賃貸マンションの壁に穴を開けてしまった
際に、老化が原因と判断され保険での対応となり、費用を請求されることは
ありませんでした。
カビを取り除いてみて、自分では無理だと感じたのであれば、早めの相談するのが
一番安く済むかもしれませんね。
なんとかしたいあなたの為に！試してみるべきマンションの壁紙のカビ取り対策
「それでもなんとかしたいから取り除く方法を教えてよ！」
と考えるあなたにカビを取り除く方法をご紹介します。
カビを取るためには3つのステップを踏み、状況に応じて選択を変更する必要が
あります。
そのステップが以下の通りです。
- 壁は白いかどうか
- 壁が水を吸うかどうか
- 壁の種類はどれか
それでは解説していきます！
- 壁は白いかどうか
まずはカビができた壁は白いかどうかを確かめましょう。
白い場合は漂白効果のあるカビキラーなどを使用しても構いませんが、
色付きの場合は壁の色が落ちてしまうかもしれないので、漂白効果の
あるものを避けましょう。
また、白い壁であっても強い漂白で壁が傷んでしまう可能性はあるので、
使う前に壁の端で少し試してみるのが無難です。
- 壁が水を吸うかどうか
次にカビができた壁は水を吸うかどうかを確かめましょう。
指に水を少しつけて、壁を触ると壁が水分を吸うかどうかが分かります。
もし水を吸わない壁であれば、カビキラーなどを吹き付けて、ラップでふたをし、
その後ふき取るのがおすすめです。
水を吸う場合は壁の種類を考える必要があります。
- 壁の種類はどれか
水を吸う場合は、その壁の性質にあったカビ除去剤を使用することが大切です。
布クロスの壁紙や木製の壁、もしくは土壁や漆喰なんて壁もあります。
そして、それぞれの壁の性質に会ったカビ除去をする必要がります。
とは言っても基本的には、それぞれの壁に使えるカビ除去剤が売っているので、
そちらを使用するのが良いでしょう。
使用する際は、壁の端で小さく試してからにしてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はマンションの壁にカビができた時の対処法について紹介しました。
カビの取り方やカビ除去剤の選び方が理解できたかと思います。
改めて今回の内容をまとめると
- カビの浸食度で除去できるか決まる
- カビを取り方には3ステップある
- 取れないカビは無理せず報告する
最後に強く伝えたいのは、カビを取ろうとして壁を劣化させてしまい、より多くの費用を請求されないように気を付けてほしいことです。
自分でカビを取り除く行為は自己責任になるので、リスクも承知で安全に行ってください。
あなたの部屋のカビが取り除かれることを祈ります。
